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坂場 成昭; 橘 幸男; 小貫 薫; 小森 芳廣; 小川 益郎
Nuclear Engineering International, 50(612), p.20 - 22, 2005/07
日本原子力研究所大洗研究所における高温ガス炉HTTRでは、2004年4月に原子炉出口冷却材温度950Cを達成し、核熱利用への道を拓いた。また、同研究所における熱化学IS法による水素製造では、2004年6月に30NL/hの閉サイクル連続水素製造に成功した。本報では、原研における、高温ガス炉及び水素製造開発の概要を述べる。
山岸 滋; 高橋 良寿
Journal of Nuclear Science and Technology, 26(10), p.939 - 947, 1989/10
(Th,U)O微小球製造のためのゾルゲル法において、原料のTh(NO)から持込まれる不純物硫酸塩の挙動を研究している。ゾル中では、U含有率U/M(M:Th+U)のいかんにかかわらず、ほとんどすべての硫酸イオンがコロイド粒子に吸着している。しかし、ゲル球中の硫酸イオンは、U/Mが10mol%以上の場合容易に洗い出されるが、より低いU/Mではそうではない。特にThOゲル球中の硫酸イオンは長時間洗浄でも除くのが困難である。ゲル球中に残る硫黄は空気または水蒸気中1000C 3hの加熱で除去できる。ThOの場合は1300C加熱で除かれる。一方、Ar-4%H中加熱では、1500Cでもほとんどの硫黄が同定できていないM-O-S化合物として残る。加熱中に硫黄は水素と反応してHSとなり徐々に放出される。研究の結果、ゾルゲル工程中に不純物硫酸塩を除去する適当な条件を見出している。
大野 英雄; H.Shimotake*
New Mater.New Processes, 2, p.283 - 288, 1983/00
LiCl-KCl系溶融塩を電解質に利用したLi-Al/FeS高温電池は、高性能で軽量のため電気自動車用として現在主としてANLを中心として開発研究がすすめられている。従来の電池は電解質にLiCl-KCl(66.7-33.3mol%)を用いていたが、この電解質の液相温度が425Cであるため、作動温度を450C以上にする必要があった。今回筆者らが開発したLiCl-KCl-LiF(62.7-28.2-9.1mol%)塩は液相温度が397Cであるため、従来の電池の性能が急激に減少する430Cにおいても高性能を維持できることを見出した。この電解質塩はOhno's Saltと名づけられている。